470659 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マラソンの小部屋-ミカンとリンゴは食べ飽きない!

マラソンの小部屋-ミカンとリンゴは食べ飽きない!

0828立山登山マラニック

100828-2.jpg
何年前だろう~。文明の利器を駆使して、室堂へ行ったことがある。

あれから、月日は流れて.........

2010年6月
元旦に掲げてた 立山登山マラニック への参戦 のための第一関門

それはエントリーのための作文 バキッ!!☆/(x_x)
締切の2日前に完成し、急いでポストへ。

7月
ドキドキして待つこと○○日
案内が届く\(^^@)/



そして、いよいよ週末は立山への挑戦となる。

8月27日(金)
夕方職場から出発。途中、夕食と明日の朝食を買い出す。
時間短縮のため、夕食は車中で済ませる。
21時前に富山駅前の地鉄ホテルに到着。
チェックインして部屋に荷物を置き、先にゼッケンを引き換えてもらっているホラポス隊ryuji監督の部屋に参上。
部屋では、監督さんとじじさんの2人がお待ち。でも、かなり出来上がっている様子です。呂律が怪しい~。
青ちゃんと末まっちゃんは既に退散。
nomu3ご夫妻は、ウォークの部なので、立山駅近くに宿泊しているとのこと。

ビールをいただきながら、明日の戦略をご教授してもらう。
監督さんからゼッケンを受け取り、部屋に戻る。

さあ、準備。
称名滝エイドと室堂エイドに預ける荷物の整理。
一応、家で仕分けしておいたので、確認程度。
スタート
 靴:GT-2130 NewYork
 ウェア:半袖Tシャツ(襟無し、薄手:長野マラソン参加賞)、短パン、
     5本指ソックス(3足990円安物)、福知山の帽子、リストバンド、
     サングラス(度付き)
 ザック:Stimulus、ペットボトル500mL1本(LOGOSドリンキングシステム)、
     あめ玉、大福1、PowerGel2、デジカメ、iPhone、ペース表、薬 etc.
 ガーミン405
 
ハセツネ、北丹沢のようなトレイルの大会ではなく、またエイドも充実している
ようなので、ザックを背負いたくなかった。が、自己給水は必要との情報。
ペットボトルを腰にぶら下げて走るのが苦手(前日、DEPOに物色しにいったが、
購入断念)。
ハイドレーションバックは残量確認と補給が面倒。
ペットボトルにチューブを直接突っ込めるタイプの給水システム(LOGOSドリンキングシステム)に。
これの利点は、今回はペットボトル1本だけだが、複数ペットボトルを用意すると、
いろいろな味が楽しめる。05年、06年のハセツネはこれで参戦。

称名滝エイド
 靴:トラブコ(トレイル用)
 ウェア:襟付きハーフジップ半袖、半パン、手袋(トレイル用)、ボディテック下着(上下)
 雨具:ウルトラライトジャケット
 バッテリ関係:エネロープ、ガーミン405用コード
 補給食:PowerGel2

ガーミン405は7時間程度は十分もつので、称名滝エイドで充電予定。
関門は6時間半だしd(^-^)ネ!
iPhoneもエネロープで充電できるが、写真はデジカメで、予備にiPhoneの体制なので、
iPhone充電コードはお泊まり用荷物へ
(実際は、室堂エイドでは、2つの荷物を一緒に受け取れるので、分ける必要はなかったです)
八郎坂、一ノ越から雄山山頂までの足場を考えてトラブコ(トレイル用)に履き替える予定(履き替えなかったです)

室堂エイド
 雨具:ストームクルーザージャケット
 お泊まり用
  短パン、長パン、タオル(大、小)歯ブラシ、財布、靴下、Tシャツ(半袖、長袖)、
  ネックウォーマ、ウインドブレーカー(厚手)、手袋
  iPhone用充電コード、デジカメ用充電コード

準備完了!
もう23時を過ぎている(>_<)

ベッドサイドの目覚まし時計、携帯のアラームを2:00セットして、23:30就寝。

8月28日(土)
遠いところで音がしている。繰り返し、繰り返し、同じ音が.....。


危なかった(^^ゞ
幸い、目覚まし時計が5分進んでいたので、1:55起床!
さて、風呂でも入るか。と、出張の時のように朝風呂の用意。
ふと我に返り、そんな時間がないことに気づく。
シャワーにしようと、少しお湯の入った浴槽に足を入れると、これが飛び上がるほど熱い!
水を入れて冷まそうとしたが、時間がない。
仕方ないので、浴槽の縁に立ってシャワー完了(笑)
サーッと着替えて、朝ご飯になぜか、ざる蕎麦とお決まりのグレープフルーツジュース、ヨーグルト。 
荷物を担いでフロントに移動して車のキーなど預けて、チェックアウト。
そして、ホラポス隊と合流。

2:30 スタート地点の浜黒崎キャンプ場まで運んでくれるバスに乗車。
   (もっとゆっくりできたな~)
3:00 出発
 元気なランナーさんが多いこと。バスの中は、ウルトラ談義で盛り上がっていた。
3:30 浜黒崎キャンプ場到着
 いよいよって感じ。
 マラニック 男性203名、女性26名
   (ウォークの部は立山駅からスタート。男性30名、女性38名)

TDBブログの走友、はなさん が、お連れの応援に来ているとのこと。
う~~ん、顔も分からないし、ゼッケン付けてウロウロするだけ(笑)

シンプルなスタートゲート
日付だけが毎年新しくなるのでしょね。
向こう側が海岸です。
(ちなみに、ガッツポーズは、私ではありません(笑))
IMGP3932.jpg

恒例?の海水に手を付けてからスタート。(海水が引いてしまっていますが(^^ゞ)
まさに海抜0mからの挑戦です。
靴とガーミン405が波で濡れないようにしないとね。

IMGP3933.jpg

スタートを待つランナーさん達
諸注意を聞いてから、
「雄山山頂まで行くぞ~~~」と掛け声をかけ、拳を高々とふるい挙げます。
これでスタート前の儀式は終了

IMGP3935.jpg

いよいよ、
海抜0mから、まだ見えぬ立山雄山山頂3003mまで、
11時間以内で一気に駆け上がる超ロマンティックな大会

のスタートです。

4:00 松明に火をともした主催者松原さんを先頭に、ゆっくりとスタートです。
「松明を抜いては駄目です!」という諸注意もありました(笑)

暗がりなので、ライトで足下を照らしながらのラン。
私はライトを携行していないうえ、サングラスなので、優しい青ちゃんが足下を照らしてくれています。
ありがとうさん!

海岸線を少し走ると常願寺川の河口にでます。
そして、右折して、川の右岸を上流に遡っていきます。
見えない立山を目指して!
足下は、砂利やアスファルトや土や、いろいろな状況。
だいぶ、目も慣れてきたので、青ちゃんには先にいってもらう。
ありがとうさん! もう会えないかもな~。

それにしても、朝から蒸し暑い。
最初の
大日橋エイド 約11km(パンフ:約10km)
 5:08 (1:08)
 給水
 滞在 0

空が赤く輝いてきた。
朝焼けに浮かぶ立山の雄姿が。 
雄山はどれかな?
5:09
IMGP3936.jpg
拡大

朝日が昇る!
真ん中のごつごつした山影は劒岳?
とすると、雄山は右の2つピークあるうちの右側かな?
行くぞ、雄山へ!
5:43
IMGP3937.jpg
拡大

要所、要所にスタッフの方がいらして、声援を掛けてくれる。
「おはようございます!頑張って!」
「ありがとうございます!」

温かい言葉が飛び交う。

河川敷のコースは平坦ではなく、河原に下りたり、土手に登ったりと、アップダウンが繰り返される。
幾度となく常願寺川を渡り、右岸を走ったり、左岸を走ったりする。

雷鳥大橋を渡り、右折して左岸を2km半程走ると、2番目のエイドに到着する。
立山方面に向かう橋を渡らずに、沿道の声援の中を直進すると鳥居の下にエイドがある。

岩峅寺エイド 約20km(パンフ:約19km)
 6:00(0:52)
 トイレ
 給水
 食べ物いろいろあったが、手が出ず(^^ゞ
 滞在 1.30

橋まで戻り、左折して橋を渡る。
そして渡り終えたところで左折すると、

坂~~~~~!

やってきました、UpとDown。
この登りはジャブ程度で、直ぐに下りへ、そして平坦(のような登り)へ。
のどかな(単調?)風景のロードを走る。

ちょっとした下り
6:27
IMGP3938.jpg

街っぽいところを進むと、3番目のエイドに到着

かすみ橋詰エイド 約31km(パンフ30km)
 7:11(1:11)
 何したか?覚えていません(m_m)
 滞在 0

逆方向に行く感じで左折。コース間違っているのかと錯覚。
でもランナーさんは皆黙々と走っているので、付いて行く(笑)
ちょっと登ってT字路交差点に出て、それを右折してさらに登りが続く。
方向的に納得できて、一安心。
じわじわとした登りを黙々と。

約33km 芦峅寺、立山博物館前辺りの施設エイドでコーラを頂く。
そこで、 青ちゃんと再会\(^^@)/\(^^@)/

「追いつかれちゃった」って、青ちゃんが(-。-) ボソッ

先にエイドを離れて、逃げろや逃げろ(笑)
少し登って、下って右折すると、でっかい立山大橋。
撮影アングルを気にしていると、青ちゃんが、ス~~~~っと。

立山大橋(約34.5km)
まだ、距離は30km、高度2600m(登り)ちょい、残っている。
楽しみは、これからだ(嘘)
7:39
IMGP3940.jpg

立山大橋から立山雄山方面を望む
(見えませんでした(^^ゞ)

IMGP3941.jpg
拡大

立山大橋を渡りきると、かなり傾斜のきつい登りが始まる。
青ちゃんに追いつき、2人で仲良く

歩く(笑)

ついに歩きが入ってしまった(>_<)

黙々と走り登るランナーさんもちらほらと。
皆さん、凄いです。

立山国際ホテルを過ぎて、ちょっと行って左折すると、立山駅までの下りが始まる。

身軽で若い青ちゃんを解き放すと、みるみる小さくなっていく。
青ちゃんの青Tシャツを追いかけながら、ゆっくりと、でも頑張って下っていく。
下りでも歩きが入ってしまうくらいに、脚力と気力が下降気味。

長いよ~、この下り(>_<)

歩道と車道が上下に分離する区間も、青ちゃんは、ちゃんと歩道を行くが、私は手抜き(脚抜き)でそのまま車道を。

ようやく、立山駅へのフラットな橋を渡り、4番目のエイドに到着!

立山駅エイド 約38.7km(パンフ:36km)
 8:06(0:55)
 食べ物豊富
 でも、おにぎり半分しか。
 あとは、梨と水分をお腹いっぱい。
 暑くて水分の摂り過ぎで食えない、よくないパターン。
 水分摂っても尿意もないし、全部汗になっちゃう感じ。
 滞在 2.30
 
立山駅(美女平まで登るケーブルカーの傾斜が)
8:11
IMGP3943.jpg

青ちゃん、お待たせ!
IMGP3944.jpg

青ちゃんと仲良くエイドを離れ、いよいよ「ど・笑む」の世界へ。
少し下って橋を渡り、右折して称名滝レストハウスのエイドまでのきつく長いロードに入る。
青ちゃん解き放す。

暑い時間帯のロードは応える。走る気力が失せて無くなる。
そんな坂でも黙々と走るランナーさん。
凄すぎる。
歩きと、歩きと、歩きと、ジョグ で繋いで、先を目指す。

直ぐ右脇には称名川の清流が。
思わず、水遊びしたくなる。

ちょっと平らなところで走り出すと、前から3人の美女ランナーさんが応援ランで下ってくる。

楽天ブログの走友MARAさんだ~。

立山駅から称名滝までの往復を応援ランしているとのこと。
さすが地元の国際ランナーさん。
元気をもらって、登りを................歩く(笑)

途中の私設エイドではキューンと冷えたワインが用意されていたが、我慢。
スーパーカブの荷台に冷水タンクを載せたおじさんが、ランナーさんひとりひとりに、
「お水ある?大丈夫?」
って声を掛けてくれている。
坂は暑くて、きつくてしんどいが、心は温かく感謝、感謝でいっぱい。

途中、立山有料道路への分岐を通過。
バスは有料道路を上り下りしている。

翌日、帰りのバスから称名滝エイドまでのコースを見下ろすとこんな感じ
Imgp4003


右側の岸壁が険しくなった悪城ノ壁を通過すると、称名滝レストハウスは近い!
そして、一段と傾斜がきつくなる。

先着?していた監督さん撮影
左の岸壁が悪城ノ壁。木陰に白い帽子のランナーが私(^^ゞ
P1030087

監督さんに気づく私。
 あれれ~、何でだろう。
 どこで抜かされたのかな?
 じじさんもいるよ。
 ゼッケン、ないじゃん!

P1030088

と、いうことで、棄権されたそうだ。

称名滝レストハウスに急ぐ。

P1030089

称名滝レストハウスエイド 約46km(パンフ:42km)
 9:25(1:18、500m程登り)
 素麺、お汁粉
 梨、水分、いっぱい。
 滞在 5.30
 残り、距離19km、高度2040m

冷えた濡れタオルをもらい、預けている荷物を受け取り、再スタートの準備。
ここで、青ちゃんと再会。

靴はそのまま、GT-2130。
着替えなし。
ガーミン405の充電だけ。ザックの肩ベルトにぶら下げて、エネロープはウエストサイドに。

P1030090

さあ、出発。
行ってきま~す! 監督さん。
P1030091

いきなり、きついよ~。

P1030092

観光客も多く、汗臭いランナーさん達は、その脇を縫って行く。
下りは小走り、後は歩き。
青ちゃんは、既に見えない。

1km程行くと、八郎坂の登山口に渡る橋が見えてくる。
切り立った岸壁の奥に、称名滝が落ちている(はず)。
滝壺に行くには橋を渡らず左岸を直進。
見てみたいが、そんな余裕はないです(^^ゞ

9:46
IMGP3945.jpg

八郎坂登山口
弘法までの約3.5km、標高差630mのトレイルの九十九折りの急登が始まる。

IMGP3946.jpg

称名滝
10:08
IMGP3949.jpg

足場は土と岩。
濡れた岩に注意すれば、GT-2130で十分。
途中、3人で一団となって意地でも休まず脚を進める。
先頭の女性が、強いこと強いこと。
女性に続いて、福知山マラソンの帽子を被った男性、そして私(帽子は福知山マラソン)。
休まず1ピッチで登りきる。

アルペンルートに出ると、弘法エイド。

弘法エイド 約49.7km(パンフ:50km)
 10:42(1:17、630m登り)
 何したのか?
 青ちゃんもいたような? いたいた。いましたよね。
 滞在 1.30
 残り、距離15km、高度1400m

木道の入り口まで、アルペンルートを走る。
前方の集団に青シャツ、青ちゃんが。
10:48
IMGP3951.jpg

木道に入りま~~~す!
前方の青ちゃんが飛び跳ねている。
10:51
IMGP3952.jpg

木道のつなぎ目に躓かないように注意しながら、歩く、歩く。
走る余裕、気力なんて、全然無し(>_<)
何人かに抜かれる。皆、元気だ。

ふと、振り返ると福知山帽子のおじさん。
話しながら脚を運ぶ。

追分から再びアルペンルートに。
バスの往来が激しい。
頭上は晴れていて暑いのに、周りの山々はガスっていて、風景は望めない。

弥陀ヶ原エイド 53km(パンフ:53km)
 7:27(0:45、約300m登り)
 キュウリ
 給水(ペットボトルにも)
 滞在 3.30
 残り 距離約12km、高度1100m

室堂エイドまで8km の表示が目につく。
室堂エイドの関門まであと2時間。

スタッフの方が、
「室堂辺りは、晴れているらしいよ。大丈夫、大丈夫、関門間に合うよ(^_^)」

と励ましてくれているが、平地の8kmなら2時間で余裕だけど、標高1900m、勾配のきつさで、

全く余裕無し。

エイドに5~6人のランナーさんがいたが、皆同じ気持ちだっただろう。
一人が始動すると、皆、始動。

歩きがメインで、ときどきジョグ。
傾斜がきついので、バスもうなりながら登ってくる。下りのバスはエンジンブレーキのうなり。
音の違いでどちらのバスか分かるようになる(^_-)
それらの音が近づくと、走る 真似をする(笑)

収容バスの監督さん提供
轢かれそうなのが、私。
P1030103

抜かれるとき、写真を撮っている「観光客」に気がつき、手を振ってあげた。
随分物好きだな~ と思っていた。
その観光客が、監督さんだった。
その時は知らなくてよかった。
味をしめて、バスが近づいたら、走ろう と火を付けてくれた観光客さんだったので。

集団のメンツもほとんど一緒。
足音が近づいて、抜いていくと、私の前で歩き出す。
そうすると、今度は私が走り出して、抜いてしまうと、歩き出す。
こんな、追い抜きトレーニング(超スローな)で、先へ進める。
競争ではなく、共走の世界。
皆、目標は、室堂エイドの関門突破、そして雄山山頂。

立山高原ホテルが見えてきた!
きつい登りだ~。
12:30
IMGP3953.jpg

ついに、室堂が視界に\(^^@)/
残念ながら、雄山山頂はガスの中。
12:37
IMGP3954.jpg

ちょっと振り返ると立山高原ホテルが下の方に(画像左端)
12:44
IMGP3955.jpg

段々、室堂の建物が大きく、そして立山が大きくなってくる。
ガスの切れ間から雄山山頂も。
12:46
IMGP3956.jpg
拡大;

白いテントがエイド。
直線ならもうすぐなのに、これから大きく右にカーブ。
カーブの先をエイドに到着する青シャツの青ちゃん発見!
12:49
IMGP3957.jpg
拡大

ついに到着\(^^@)/\(^^@)/\(^^@)/

室堂エイド 約61km(パンフ:60km)
 8:47(1:19、約500m登り)
 お粥
 滞在 6.00
 残り 距離5km、高度600m
 
先着していた青ちゃんに勧められてお粥さんをいただいた。
美味~~~~い。

荷物を受け取とったが、特に着替えることもなし。
役目の完了したガーミン充電用具一式を荷物に戻す。

青ちゃんと、雄山山頂を目指す!
山頂へは右に登っていく。
監督さん提供
P1030108

一般登山者で賑やか、賑やか。
青ちゃんにも笑みが(^_^)b
13:06
IMGP3958.jpg

雪渓もあります。
13:19
IMGP3959.jpg

一ノ越山荘までの登りで脚が動かなくなり、青ちゃんを解き放す(笑)
青ちゃんを追いかけながら山頂へ。

楽天ブログの笑石人さんが余裕で下りてこられた。
「もう、大丈夫ですよ」の温かいお言葉。

一ノ越エイド 約63.4km(パンフ:63km)
 9:31(0:44、300m登り)
 残り 高度約300m

一ノ越からは雄山山頂は見えない。

ウォークの部の nomu3 が下ってこられた!
監督と山頂で待ち合わせを約束していたが、来ないので降りてきたとのこと。
(監督の棄権を知らない?)

かなり登りって行くと、見上げれば、雄山神社の社務所。
あそこまで、あそこまで。でも、まだまだ人影が小さいな~。
小さなお子さんを連れた家族連れや、若いカップル、大先輩のおじいちゃん、おばあちゃんなど、皆元気に登り降りしている。

頑張らないと!

Imgp3965
拡大

雷鳥も出迎えてくれている。
IMGP3962.jpg
拡大

振り返れば、一ノ越山荘はガスの中。
IMGP3961.jpg

そして、そして、
ついにゴール!
 10:05(0:33)


1秒を競うラストスパートなど無用の、感動、達成感であふれたゴールである。 
ヤッタ、ゼ~~!

IMGP3960.jpg

5分程先にゴールしていた青ちゃんと、熱いコーヒーを飲んで一休み。

そして、ゴールの奥の鳥居をくぐり、3003mの雄山神社に詣でて、お祓いを受ける。
狭い山頂なので、入れ替え制でお祓いを受けるが、待機中のランナーさんの中に、末まっちゃん発見!
お疲れ様です~。

さあ、気をつけて下りましょう。

一ノ越山荘がみえてきました。
14:50
Imgp3966
拡大

ガスが上がってきましたよ。天気が心配ですね~。
雨男の青ちゃんと一緒だし。
15:00
Imgp3967

室堂に戻り、荷物を受け取って、今夜の宿泊先、徒歩で30分くらいかかる雷鳥荘に移動です。

携帯が鳴っている。
ついに会えずじまいの はなさん からだ!
 なんと、室堂でタイムアウト?

 応援にタイムアウトなんてあるんかい?
 お連れの方が、タイムアウト?

どこにいるのか尋ねると
 雷鳥荘に向かっている?
 応援者も泊まれるの?

なんと、
はなさん も「ど・笑む」の世界を味わっていたランナーさんの一人でした!

雷鳥荘が見えてきた辺りから、ポツリポツリと雨が落ちてきた。
ヤバイ、臭いが。
雨粒の数が増え、大きさもでっかくなってきている。

前方にカッパを出しているランナーさんたち。
近付と、「ミカンさん?」、「はなさん?」。
ようやくのご対面(^_^)V

雨が追い立てるように、挨拶も早々に雷鳥荘を目指す。(m_m)

「山小屋は見えてからが遠い」

最後の登りを越えた辺りから、一気に土砂降り。
後、数分だったのに。
青ちゃんとずぶ濡れになって、雷鳥荘にゴールイン!

部屋でホラポス隊の監督さん、じじさん、nomu3 ご夫妻と合流。
しばらくして末まっちゃんも合流。
ビールは、飲んだそばから体に吸い摂られる感じ。

まずは、風呂!
風呂から上がるとき、気分が悪くなって、動けない。
 あらら、まずいじゃん。
 水分摂りすぎの弱った胃袋。
 おまけに、空きっ腹にビール。

風呂から部屋に戻っても、ゴロゴロ。
 気持ち悪る~。

こんな豪華な夕飯をもっと美味しくいただきたかった。
(一応、全部食べました(^^ゞ)
17:29
Imgp3971

20時からのパーティーに nomu3 の奥様とちょこと、顔出し。
既に飲み物など、常連の皆さんが確保していて、手が出せそうにもない状況。
と、さすが nomu3 の奥様。
どこからともなく、ビールとコップを。
( ^_^)/□☆□\(^_^ )

末まっちゃんもやって来て、( ^_^)/□☆□\(^_^ )
体調もあり、奥様と末まっちゃんを残して、2杯で退散。

部屋でウダウダしていると、コップ酒(立山)をもった末まっちゃんが戻ってきた。
奥様は......。
しばらくして、いい顔色の奥様が、お戻りになられました。

いびきをBGMに眠りにつきました。

29日(日)
朝~
朝食は6時から。その前に朝のお散歩。
と、そこで、はなさんご一行と再会!
そして、走友さんをご紹介していいただいた。
記念写真も(*^-^*)

明るくなると、雷鳥荘の周りに絶景が広がる。

劒御前小屋、別山方面を望む
雷鳥沢のキャンプ場
Imgp3979
拡大

部屋から劒岳がちらり
Imgp3981
拡大;

朝食はバイキングスタイル
夕食が早く、体調いまいちで米を食べなかったので、お腹が空いた!
とっても美味しかったです。
6:37
Imgp3982

部屋に戻って、帰る準備。
室堂から9時に大会専用バスが出る。
室堂まで徒歩で30~40分掛かるので、8時にはでないと。

お世話になった雷鳥荘に別れを告げるとき、またまた、はなさん一行と遭遇。
黒部方面に行かれるとのこと。
学生の頃、針木岳から見下ろした庭園のような黒部湖の景色が忘れられない。
お気を付けていってらっしゃ~い。

さあ、室堂へ向け、出発!
雄山山頂が綺麗に見える。
Imgp3984
拡大

雷鳥荘、さようなら(^.^)/~~~
Imgp3985
拡大

劒岳よ、さようなら(^.^)/~~~
Imgp3986
拡大

Imgp3987
拡大

地獄谷方面
富山の街並み、日本海も一望
あそこから登ってきたんだね
Imgp3988
拡大

ミクリガ池に映る雄山
Imgp3993
拡大

地獄谷
Imgp3994拡大

ミクリガ池山荘越しに劒岳が顔を覗かせている
Imgp3996
拡大

室堂バスターミナル到着

Imgp3997

9時にバスが発車
スタッフの皆さんとの涙のお別れ(;_;)/~~~

Imgp4000

こんなところを登ってきたんだね~

Imgp4001

昨日のコースを振り返りながら、約1時間50分程で富山駅に到着。
そして、ホラポス隊とお別れして、大阪に戻ったとさ。

おしまい(^_^)Vムンムン

大会主催者様、スタッフの皆様、沿道で応援して下さった皆様、
雷鳥荘の皆様、共走していただいたランナーの皆様、一般登山者の皆様、
素敵な大会をありがとうございました。
記憶に残る大会のひとつになりました。



大変な時に時間をくれた、家族に感謝。

データ解析
Garmin GPS Dataにアクセスしていただき、Google Earth で楽しめます。

タイム、高度などのまとめ
100828-1.png
拡大
予定表、地図など持っていたが、見る余裕というか、ペースコントロールなどできないので、見なかった。
とにかく、前進あるのみでした(笑)


下記はTDBサイトのデータです。
100828-2j.jpg

100828-3.png

Garmin GPS Data を少し解析

横軸に時間をとってみると、距離に対するペース(走行ペース)は変動しても、高度に対するペース(登攀ペース)はほぼ一定になっています。
前半部分は、勾配が緩いので、走行ペースが一定で、その結果、登攀ペースもほぼ一定(走行ペース律速)。
後半部分は、勾配が様々で、その勾配に応じて走行ペースは乱高下していますが、
登攀ペースはほぼ一定を維持(登攀ペース律速)。
ちょうど、心拍数を一定にして走っている感じでしょうか。
負荷からみた、イーブンペースですね。
登攀ペースを上げられれば、タイムは縮むでしょうね。
まあ、その必要もないのでしょうが。マラニックですしね~。
100828-4.png

じゃ、また来年バキッ!!☆/(x_x)

コメント1
コメント2


© Rakuten Group, Inc.